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四分木橅 さんの短歌/コメント関連
結句「貫いてゆけ」という表現から強い西日と「鉄橋」のシルエットの対比が美しい情景が浮かびました。注目したのは「堕ちる」と「鈍感」です。 「ゆうやけ」の表現として”沈む””落ちる”ではなく「堕ちる」と表現されることは少ないのではないでしょうか。「堕ちる」からは悪い方向へ動くイメージが想起され主体は”斜陽”のようなネガティブなとらえ方をしているのかもしれないなと。下の句の「鈍感なわたしの心を貫いていけ」からは「鈍感」さを良しとしない主体像も浮かびます。「鈍感」になることは自分の身を守る手段の獲得と同時に感受性を失っていくことでもあり、その喪失感を「堕ちる」と表現されているのかもしれない、そんな風に読みました。 ”きれいな風景へ夕日が落ちていくなか素の自分を晒す”というのは比較的定番なテーマかもしれませんが、「堕ちる」「鈍感」の表現を採用したことでこのお歌のオリジナリティが強くなり、より美しい情景を想起させてくれた好きなお歌です。
四分木橅
朝、主体である親が子供を起こす情景と読みました。子育ては新しい問題や課題にほぼ毎日直面し続けることなので「正解」と確信できないことも多々あって、でも決めないといけない。逡巡する親の気持ちが「疑問符」と「正解」という対比でより象徴的に表現されていて、情景中心のお歌ながらとても深みが感じられる好きなお歌です。
四分木橅
主体は相手に何か特別なことを伝えようとしていて、その逡巡がとてもよく伝わってくるお歌です。告白だったり謝罪だったり、いずれにしても普段のコミュニケーションを一歩踏み込む必要があるなかで主体の悩んでいる情景がぐっと立ち上がってきます。”スタンプ”という道具立ても手紙→メール→メッセという時代の流れがあっても、それを超えた共通性のある心の動きを感じさせてくれており、とても好きなお歌です。
四分木橅
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