お題:昨日のお題からどれでも

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  • 🍃 鉄籠を放たれ惑う蒼き鳥東風こちたなびかせ立志を胸に
  • 🍃 ベランダで帰らなかったくつ下の痕が夕陽に夏めいてゆく
  • 🍃 面会が限られていたコロナ禍で父に聴かせるドヴォルザークを
  • 🍃 いじめられ泣いて寝た子のかたわらでミシンを踏んだ音のない夜
  • 🍃 とんとんと寝かせるように母さんが使うミシンのあたたかきこと
  • 🍃 ミシン目のように等間隔刻む足あと途切れ 跳んだみたいだ
  • 🍃 林床に光が届く譲り合う樹冠の隙間に青空の見ゆ
  • 🍃 同窓会行かないことに決めた夜苺ショートを2つ買い来る
  • 🍃 雨粒を巧みに避けている気持ち夕立つ道を立ち漕ぎすれば
  • 🍃 「沙羅双樹」いいえ私が聞いたのは狐の面の貴方の名前
  • 🍃 完全に夏めく日差し わたくしは揚羽のようにゆんるり生きる
  • 🍃 君が夏めくとたちまち街じゅうに氷の文字が並びはじめる
  • 🍃 明晰で容姿端麗家庭的あと1分で会敵となる
  • 🍃 夏木立ミンミンゼミの鳴く午後に帽子ふたつが駆け出してゆく
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選歌した人

コレント梓乃ayainu
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