お題:羅
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- 闇抜けて 光の海は 綺羅綺羅と 幾万光年 彼方の光
- 甲羅さえあれば良かった臆病でびびりなところも愛嬌になる
- 阿修羅像みたいに信用ならぬ人 謝りながらバンザイしてる
- 羅列した数字のような言い訳が瞬時に演算され 怒られる
- 適当にむしった草も天麩羅にしてみたくなる春の始まり
- 羅漢像 笑っているか泣いてるか潮風はこぶ光の粒に
- 窓辺には春を編む猫 曼荼羅のような目のなか世界がまわる
- もう北を指さなくなった羅針盤 明日の不安を抱くことなく
- 情報を網羅しながら蜘蛛みたく株式市況に張り付いている
- 修羅になりきれないままで歩く夜君の瞳を忘れたかった
- 天麩羅の衣を嫌い剥いでいく君の心がボロボロみたい
- 美しい山、海、希望を踏み荒らし半紙の果てに轟く呉爾羅
- 不満ばかり羅列させていたわたくしも言の葉並べにはまっています
- 目に蕾 耳にせせらぎ 新調のカフスで春は我を網羅す
- 止まり木になれますようにと羅列した言葉はいつも歪んでしまう
- WOWOWに阿修羅のごとく火のごとく梁山泊が踊り始める
- 電燈が割れる仕草で嘘をつくおれもひとりの修羅なのだろう
- ぬるぬると五十の春は過ぎゆきて猫の修羅場に耳をすませる
- 中学の指定リュックは団体で甲羅干しする亀に似ていた
- タテのカギのアから始まる国名を思いつくだけ羅列してみる
- 右肩に降る粉雪を手で払う軽さで修羅を祓えたならば
- 君からの甲羅に追われる終盤のマリオカートにしあわせがある
- 復興の足掛かりとして相応しく羅列している震災遺構
- 人波に陽の差す島のようにある硝子の中の阿修羅の合掌
- 歌となる前の言葉を羅列せり紡ぐじかんを月を味方に
- 『羅生門』を食物連鎖でたとえつつプランクトンの生き方おもう
選歌した人
つきひざ餅入桜桐花 汐夜星いさなふじのゆきコタローただの2幽幻栗子守熊木ノ下 朝陽ぐりこ苔井 茅藤原ほとりもみじ彩わかば☘️ワッガオー有為間 由美瀧村崎残滓新稲あき泰源徳岡暁奈917紫夜 湊たんかちゃんPAで寝る月夜の雨
