お題:たんぽぽ
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- 受付でもらったたんぽぽの綿はお好きな風にのせてください
- 道端に咲けば可愛く自分ちの庭に生えれば嫌なたんぼぽ
- 花束にできない想いをたんぽぽは知っているから片隅で咲く
- 明け方につむじ風から抜け出して首都高駆けるたんぽぽのわた
- まんまるの綿毛たんぽぽ握りしめ飛ばさないまま帰れるかしら
- たんぽぽはどこでも咲ける面接の帰りに届くお祈りメール
- 綿毛にもなれないタンポポもいる今日の幸せ息してること
- 翔びたくてでもとべなくてたんぽぽをふけば綿毛の無邪気な軽さ
- たんぽぽの響きだけでもかわいいのずるすぎる、綿毛もかわいいし
- 永遠に理想の土地をさがしてる何処に咲いてもたんぽぽのまま
- 春風は嵐のごとくたんぽぽの「ぽぽ」の部分をさらっていった
- たんぽぽの綿毛みたいに空を舞う離してしまったディズニー風船
- 蒲公英や庭に届きし絮ひとつ植ゑてブタナと知りぬ粗毛に
- きみの吹くわたげがひとつ胸に降り野原になれぬ身体を振るう
- たんぽぽの写真を撮っている君はとくに優しい どうしてですか
- たんぽぽの怨念だけが揺れている 家と名前がついていた場所
- 徘徊の祖母の手にあるたんぽぽの光の消えて路地は夕暮れ
- たんぽぽの綿毛を吹いている子らの背中に兆すちいさき翼
- 昆虫の消えた大都市 在来種たんぽぽたちは細く息して
- たんぽぽを風葬していく 死は何か未だ知らないあどけない君
- もう少しやっていけそうたんぽぽが街の余白にしぶとく咲いて
- 庭の端で家族の歴史より永く春を数えてニホンタンポポ
- 塀の際の隙間より咲きしたんぽぽここでいいのと空に向かひて
- いっぽんで花束だから、たんぽぽをぎゅうっと握る わたしはつよい
- 遠くまで飛べるだろうかたんぽぽのように風になれない僕は
- 丁寧に栽培されるバラ園の横の水路にたんぽぽが咲く
- 公園で四つ葉を探す弟に踏まれたモブとしてのたんぽぽ
- バースデーケーキみたいにひと息で綿毛を飛ばす紅き口唇
- 生きのびるだけで困憊お刺身のたんぽぽほどの所在のなさで
- ひと息に子が飛ばしゆくたんぽぽの綿毛やがてはひとりとなりゆく
- たんぽぽの硬いつぼみがロゼッタに眠ってるのに ミサイルは飛ぶ
- たんぽぽのwanderlustに呆れつつ憧れているわたしは鉢植え
- たんぽぽの咲いていそうなポイントを目視しながら自転車を漕ぐ
- 散り散りに改札を出るたんぽぽの咲かない種の数は知らない
- 道端のたんぽぽにマルと名を付ける今日を愉快に過ごせるように
- たんぽぽの種は吹かない期待ってするのもされるのも苦痛だよ
- 白花のたんぽぽ西に多くあり黄色よりむしろ多く咲いてる
- たんぽぽの綿毛を付けた薄ごろも触れていいかと刹那の迷い
- 気球かな落下傘かな今まさにたんぽぽ綿毛が着地しました
- 魂のかたち いつかは空へ行く綿毛は風をはらんでゆれる
- ほんとうのたんぽぽならば刺盛りの上でドヤ顔なんてしません
- 純白という危うさをたずさえて自由な空をたんぽぽはゆく
選歌した人
つきひざたいらりょうさとうきいろ竹田はる栗平紗江雪柳ポリンヌマグノリア♡栗田拓ゆっくんがあらわれたはるか三浦なつたんかちゃんtoron*OhYeah健三郎苔井 茅工藤あざみ野知人梨花桐谷やまと917綾川あすか中村うおなみ烏兎西鎮ひのきあさみ片切枝香蒲生友人似鳥イワンぱりん水沢穂波夏城海底いずみ野薄荷。徳岡暁奈
