お題「昨日のお題からどれでも」結果

歌会日:2026年06月18日 23時30分

  • 子どもらに因数分解教えつつ括り出せないものを思えり
    4点 ❤️ 3+1 🎵 1
    他のコメント(4件)
    良い所:主体は学校の先生か塾講師か、教室の風景が浮かびました。大人である主体は割り切れない現実世界の数々を思い浮かべていますが、顔には出さずいつものように子どもらと向き合い教師として働いています。数式が人生を象徴しているようで、逆になかなかそうはいかない象徴になっていて巧みなお歌だと思いました。
    えんどうたまき
    選評ありがとうございます。 現実世界もこんな風に割り切り括り出せたら楽なのにと思いますね。数式のようにうつくしくはないのが人間であり世の中なのだと思います。
    梓乃
    良い所:鮮やかに解けてしまう因数分解の問題。だけど、世の中はこんなにうまくいかないんだよな、という思いがよぎります。因数分解を持ってきて社会詠に仕上げているところがすごいと思いました。
    壁上土
    選評ありがとうございます。 そう、解けてスッキリするのが数学のいいところなのですが、だからこそそうはいかない現実が際立つ。しかしこの勉強もまた、割り切れない社会に出るためには必要になるのです。
    梓乃
    良い所:因数分解をすでに忘れてしまったのですが、括り出せないもの、に惹かれました。数字というくっきりとしたものの中にも括り出せない存在があるというのはとても新鮮でした。
    詠み人知らず
    選評ありがとうございます。 問題として作られているものは括りだせますが、現実の数字となるときれいには整わないものも多いし、そもそも数字にすらならないものも多いですよね。
    梓乃
    良い所:「因数分解」。中学生で習うそうで。「子どもら」。主体はまとめて面倒みれる優秀な方のようです。共通項を括ることで、シンプルにし問題を解決。わたしにはムリです笑。「括り出せないもの」。勉強は子どもらに教えられる主体も、それぞれに伝えられる事、伝えたい事はちがう。そして勉強のようにはいかないものも。とても先達の心配りを感じるお歌でした。
    ぱりん
    選評ありがとうございます。 中学生になれば必ず触れることになる『因数分解』は様々な数的理解の基本になる大事なところなのでみっちりやるのですが、すべてが数学の問題のように綺麗に解けるものではないことに思いを馳せてしまいます。子どもらもこれから理不尽で割り切れぬ問題にぶち当たることもあるかと思いますが、それでもその時に少しでも、力になれるように。先達にできることはそれくらいかもしれませんね。
    梓乃
  • 村人は誰が盗ったか知っていて新参者に味方はしない
    3点 ❤️ 1+2 🎵 5 次席  最多音符
    他のコメント(2件)
    良い所:怖いです。でも、案外こうゆうことは色々なコミュニティーであることなのかもなと思いました。
    春日草鴫
    良い所:シロだと知っているのに助け船を出さない、なぜなら「新参者」だから。田舎の残酷さというか、よそ者を受け入れない文化みたいなものが見事に読み込まれていると思いました。
    ぺぺいん
  • すみっこがすきな貴方も真ん中で花に囲まれ安らかであれ
    2点 ❤️ 1+1 🎵 3 三席  期待の新芽
    他のコメント(1件)
    良い所:色々な考え方がありそうですが、葬儀はあくまでも儀式であり、故人のためというよりも残された人々のためのものなのだろうなと思いました。「すみっこがすきな貴方」にとっては少し居心地が悪いかも知れませんが、残された人々が納得できるかたちで執り行うのが良いのかも知れないなと思いました。
    春日草鴫
  • 祖母の棺扉の向こうに見送って鳩と話した火葬場の午後
    2点 ❤️ 1+1 🎵 1 三席
    他のコメント(2件)
    良い所:穏やかな方だったのだなぁと故人のしのばれるうたです。主体との関係も悪くなく、鳩と話せるくらいに平和で、落ち着いた昼下がりであったのだろうと景が立ちました。
    梓乃
    梓乃様 コメントくださり、ありがとうございました。火葬場には鳩がたくさんいて、収骨時刻までの間、鳩と過ごしていました。鳥は万葉の昔から亡くなった人の魂を表してきたので、祖母と対話していたような気になりました。
    壁上土
    良い所:火葬場の時間を自分がどう過ごしたか思い出せないですが、鳩が救いになっている気がしました。鳩の色味や丸みのあるシルエット、適度に人のそばにもくる感じ、しゃがんで話しかけたくなりますね。
    ぺぺいん
    ぺぺいん様 コメントくださり、ありがとうございました。火葬の間の時間は喪失感と向き合う時間でもありますね。ご指摘の通り、鳩が慰めてくれました。普段は気にもしない鳩ですが、ああいうときは心強い存在です。
    壁上土
  • 出棺に先立つわたしの挨拶は父の代わりの感謝とお詫び
    2点 ❤️ 1+1 🎵 0 三席
  • みずみずしい肉横たわる青いひつ肉詰めを噛み砕くかみくだく
    2点 ❤️ 1+1 🎵 0 三席
  • 盗めとか盗むだなんてだめだとか言われて何もできないでいる
    2点 ❤️ 1+1 🎵 0 三席
  • 水滴のように貴方は昔から死にたかったと教えてくれた
    1点 ❤️ 0+1 🎵 3
  • あの蝶を盗んだぼくの苦しみの理由をきみは知らなくていい
    1点 ❤️ 1 🎵 3
    他のコメント(3件)
    良い所:あの蝶は何の比喩なのでしょうか。最後まで謎なところがいいですね。
    壁上土
    少年の日の思い出という作品のオマージュでした。 ずっと教科書に載っていて、 断罪にあれこれ意見が出るのが興味深い作品です
    ぺぺいん
    ああっお礼が入っていない😱感想ありがとうございました!💦
    ぺぺいん
    良い所:苦しみの理由をきみにわかってもらおうとしないのは、きみへの優しさなのか、きみに過度な期待をしたくないのか、それとも他の理由なのか、盗むということはそれ相応の重い苦しみがありそうなので気になります。
    詠み人知らず
    コメントありがとうございます! うまく言語化できないのですが、交わらない人生というか、そういう気持ちを詠みたくて作ったものでした。いろいろ受け取れるならラッキーです〜
    ぺぺいん
    良い所:エーミール構文。「そうか、つまり君はそういうやつだったんだな。」。ヘッセの小説「少年の日の思い出」より。元ネタを知らずとも、界隈で見かける方もおられるかと(笑)。それを抜きにしても味のあるお歌です。「苦しみ」ではなく「理由を」「きみは」「知らなくていい」のです。原作はディスコミと侵した過ちが主題だと思いますが、さてこのお歌はどうでしょう。いろいろと考えさせられます。
    ぱりん
    コメントありがとうございます! 「少年の日の思い出」は初めて読んだときはそこはかとなく気持ち悪い読後感でしたが、大人になってみるといろいろ思うところがありまして…エーミール構文)笑)めっちゃ好きです…隣に住んでいようが同い年だろうが趣味が同じだろうが、交わらない人生です。 ❤️もありがとうございました!
    ぺぺいん
  • 棺とは箱のことではないのだとスコップを手にきみがほほ笑む
    1点 ❤️ 1 🎵 2
    他のコメント(1件)
    良い所:とても大好きなお歌で好きすぎる! きみの笑みがたいそう魅力的。「棺」は「箱」でない。「スコップ」はシャベルでない。主体との庭いじりでしょうか。柩と棺もちがうのだと言ってもくれそうです。そして箱でないなら棺桶です。つまりこれは土葬の話をなさっている。そんな話題にまじるほほ笑み。主体ときみの関係と死生観まで浮かび上がってくるようです。
    ぱりん
  • 繰り返す日々の飲食食べ物でこころと身体はつくられている
    1点 ❤️ 0+1 🎵 1
  • BLEACHブリーチ』の「黒棺くろひつぎ」より強い技、詠唱オレなら紡いでみせるね
    1点 ❤️ 0+1 🎵 1
    他のコメント(1件)
    良い所:黒棺の詠唱があまりにも完成され過ぎていてその先があるとは思いつきませんでした。
    コレント
    ありがとうございます 中二病全開にしました
    古泉ロッカ
  • 推し活を 手放す時に もう一度 再会願いて 五色で括る
    0点 ❤️ 0 🎵 0
    どんまい!
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