お題結果:昨日のお題からどれでも
歌会日:2026年02月10日 23時30分
あの冬のたった一度の抱擁がまぼろしでない証明をせよ4点 ❤️ 3+1 🎵 4 独壇場 最多音符- 三歳をはたいた後の静寂に手を見るいつもより白い手を3点 ❤️ 3 🎵 3 次席
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良い所:叩いた後に「手を見る」というクローズアップが鮮烈。そこに「いつもより白い手を」という客体化された視線が重なることで、罪悪感・違和感・自己疎外が一気に立ち上がります。説明も詠嘆も一切なく、ただ「白い手」を差し出すだけで感情を喚起するのが見事惜しい所:強いて挙げるなら、直接的に暴力を指す「はたいた」が詩的飛躍の余地を狭めているかもしれないことですが、この直截さこそが歌の倫理的緊張を支えているので、やはり外せませんよねハウルの動く黒子良い所:子育てのご苦労分かります。自分の感情が先走ってしまい手を上げた後の、「しまった」と言う景が見えてきます。私も親に怒られましたし、自分の子供を叩いてしまったことを思いましたました。惜しい所:歌としては「静寂」の余韻が「白い手」につながり効果的だと思いましたが、果たして実際、叩かれた子は大泣きするのでは?ひらつかちどり良い所:3歳の自分の子どもを叩いてしまった状況かと思いました。暴力はダメなことは前提として、よほど追い詰められていたのか、命が危ない状況だったのか、想像しつつ読みました。後悔を勇気を持って詠まれたものだと思います。惜しい所:はたいたあとの手がはたして白いのだろうかと考えてしまいました。三浦なつ良い所:戸惑いが伝わるようです。自分をコントロールできないことは未知の恐怖ですね。手への視点の移り変わりがリアルだと思いました。感情を説明する語句がないことで、自分の行為を受け入れられていない感じがしました。惜しい所:とくに思い付きませんでした。もし連作ならば、この静かな歌の前後にドラマチックな光景があるはずで、どのような部分を切り取られるのか興味を持ちました。仙冬可良い所:子を愛す歌は多くありますが、子をはたいてしまった歌は少なく、大変惹かれました。歌に後悔の念を滲ませるではなく、手の描写を入れたところがとてもいいと思いました。白い手は血の気がなく、幼い我が子をはたいてしまった自身の冷酷さの表現として受け取りました。「手」の反復と倒置法がはたいてしまった自分を見つめ直しているようでいい表現だと思いました。惜しい所:惜しいところはありませんが、はたいた「あとに」なのか「のちに」なのか、読みが気になりました。個人的には「のちに」の方が好みです。小松百合華 - ラスボスと戦う前にラスボスの手下がバトルのルールを語る2点 ❤️ 1+1 🎵 3 三席
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惜しい所:2回目の「ラスボスの手下」は「ラスボス」の単語が繰り返しになっているので「モブキャラの」とか別の単語でどうかなと思いました。藤瀬こうたろー良い所:親切な手下。ゲームにおいてこういった場面はありそうだなと思いました。悪の親玉といえども破れない(または破られては困る)ルールがあるのだということを突きつけられました。惜しい所:定型を外れてしまっているところが気になりました。面白いだけにすっと読みたかったなと思いました。春日草鴫 - かたくなにルール守る子もいつか赤信号を渡るのだろう2点 ❤️ 1+1 🎵 3 三席
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良い所:身近なルールで表現している点が秀逸だと思います惜しい所:私には特にコメントする箇所はありませんかばのあくび良い所:特に交通量が少なく幅の狭い道で、完全に安全性が確認できる赤信号を守るかどうかは少し迷います。守るのが正解と理解しつつも、自主性がこみ上げてきてしまいます。自主性の芽生えを成長とみるか、安全性を重視して咎めるべきか、難しいところだなと思いました。難しい問題をうまく歌に落とし込まれていて、いいなと思いました。惜しい所:単純に抜けてしまっただけかと思いますが、「ルールを守る」とした方が音数律的には良いのかなと思いました。春日草鴫 - 死にたいに色んな味の薄め液季節限定ストロング缶2点 ❤️ 1+1 🎵 2 三席
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良い所:季節限定にそんな効果があったとは。薄め液という解釈が面白いと思いました。 日々薄めながら、死にたいを先延ばしにしてるところが生きている人間の愛らしさのように思いました。惜しい所:色んな味、というのが少し枠が大きいと感じました。次々に季節限定があるという時間経過の意味と一度に多くの種類という意味のどちらにもとれます。私は次々にのほうで解釈したのですが、歌意にそぐわなかったらすみません。仙冬可良い所:死にたい気持ちをストロング缶で薄めていく。アルコールが薄め液であるという視点に新鮮さ、面白さを感じました。季節限定ストロング缶、色んな味、薄め液をある意味少し楽しんでいるような感じがして具体が効いていてよかったです。惜しい所:強いて言うなら「死にたいに」を「死にたさに」としたほうがいいかなと思いました。個人的な好みです。小松百合華 - 冬ざれの夜空指さし教え合うふたりはきつと暖かいだろう1点 ❤️ 0+1 🎵 1
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惜しい所:すいません、今日のお題「ふたり」で投稿してしまいました。 申し訳ございません。 たろうたろう良い所:寒空の下にいるふたりに主体は暖かそうな関係性を見いだしているようです。美しい場面を表現されていて、いいなと思いました。惜しい所:「冬ざれ」は草木の枯れた様子を表しているため、「冬ざれの夜空」あるいは「冬ざれの」「ふたり」というつながりが少しイメージしずらく感じました。また、「きつと」とあるので旧仮名遣いを採用されているのかなと思いますが、その場合「教え合う」は「教へ合ふ」、「だろう」は「だらう」と表記すべきかなと思いました。また、結句が8音で定型を外れているところも気になりました。せっかくの美しい場面ですので、定型の美しさを利用しない手はないように思いました。春日草鴫春日草鴫さん 評を頂き、ありがとうございました。 幾つかのご指摘の点、本作の推敲とともに今後の作歌に活かしていきたいです。たろう

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