お題結果:昨日のお題からどれでも

歌会日:2026年03月06日 23時30分

  • 月給と等価交換させられた羽毛布団をぎりぎり許す
    4点 ❤️ 2+2 🎵 2  最多音符
    他のコメント(5件)
    良い所:月給と同じくらいの羽毛布団は高級なのですね。それでも主体にとってはなくてはならないものでしょう。寒さから守る、または外界の厳しさから守るものとして。心に迫りました。
    水の眠り
    ありがとうございます。冬の朝に布団にくるまっていられる幸せ度はかなり高いですよね。
    四分木橅
    良い所:「等価交換」の経済用語と「ぎりぎり許す」の日常的感情の落差で、笑いと共感が同時に起きます
    ハウルの動く黒子
    ありがとうございます。詠むときにあまり短歌で使われない単語を採用するのがどうやら自分の好みみたいです。
    四分木橅
    良い所:非常におもしろい歌だなと思いました。高い布団をぎりぎり許すという葛藤が他にはない着眼点だなと思います。等価交換のワードも効いていますね
    竹田はる
    ありがとうございます。高い買い物はよほどの問題がなければ「良いものを買った」と自分の気持ちを持っていくことが多い気がするんですが、「葛藤」してしまうレベルだったりすると許すになっちゃうかなと思います。
    四分木橅
    良い所:現物支給、なんだか悲しい昔の会社が思い起こされます。しかも、それは許容範囲、面白くて悲しいです。
    ひらつかちどり
    ありがとうございます。等価交換させられた、という言い回しでイメージされる情景とか背景が違うのかもしれません。詠んでくださった方ごとに違うイメージで想像を掻き立てられたらうれしいです。
    四分木橅
    良い所:ぎりぎり許す、そのぎりぎり感がユーモアがあってよかったです。
    十条坂
    ありがとうございます。高価な買い物なので失敗したと思いたくない気持ちを”ぎりぎり許す”で表現してみました。
    四分木橅
  • 濡れているところをえらんで歩くひと石畳には雨の地図がある
    4点 ❤️ 3+1 🎵 1 2日連続
    他のコメント(3件)
    良い所:雨の地図という表現に惹かれました。
    たろう
    良い所:雨の日、濡れた路面の石畳、しっとりとした景が浮かびます。
    水の眠り
    良い所:結句の字余りがとてもいいなと思います。雨の石畳を歩く時のじとじと感が、字余りでうまく表されています。
    竹田はる
  • 夜だけはボクの正義がゆるされてジャガイモの芽は深くかきとる
    3点 ❤️ 2+1 🎵 0 次席
    他のコメント(4件)
    良い所:「正義」という大きな語を「ジャガイモの芽をかきとる」という卑近な動作に着地させる落差が見事です
    惜しい所:「正義」の語がやや大きすぎると感じる読者はいるかもしれません
    ハウルの動く黒子
    コメントありがとうございます 励みになります!
    水の眠り
    惜しい所:正義とじゃがいもの芽=毒の対比は面白いと思いますが、何故、夜だけと限定されているのかその意図を汲めませんでした。
    ひらつかちどり
    コメントありがとうございます! 正義と信じるもの、信じたい自分が夜にだったらゆるされる。自分だけの時間という気持ちをこめました。 もう少し解像度をあげないとですね 笑
    水の眠り
    良い所:主体の心情に近い上句に対して、下句で一気に具体的な景へと跳躍していてイメージが立ち上がってくるとても好きなお歌です。 すこし想像を広げた読みなのですが、見習い料理人である主体が翌日の仕込みをしている情景がイメージされました。厳しい職場で営業時間はずっと指示に従っていなければならず、忙しさやコストカットのために丁寧な仕事が許されていない。そんな主体が自分の「正義」に従って、「ジャガイモの芽」に含まれる毒を丁寧に取っている、そんな主体像を感じました。
    惜しい所:上句下句のバランスも韻律もとても良いのでコメントが難しいのですが・・・初読のときに結句で少し歌意を迷いました。「かきとる」と平仮名に開いているので読みはスムーズだったのですが、”掻き取る”(合ってますよね?)という意味に気づくのにやや時間がかかりました。ただ何回か読むうちに歌意全体も浮かんでくるので、例えば漢字にしてみるとかは好みだと思います。
    四分木橅
    たくさんイメージをひろげてくださって、たかさんコメントしてくださり感謝です。 ありがとうございます。 励みになります。
    水の眠り
    良い所:下の句がとても好きです。ジャガイモの芽は取らなければいけないものですが、ゆるされて、から続くと、なにか悪いことをしているような緊張感があります。
    惜しい所:上の句の解釈がわたしには難しかったです。
    十条坂
    コメントありがとうございます! もう少しわかるように精進いたします
    水の眠り
  • 僕たちの見えない羽を先生は優しく研いで風を数える
    2点 ❤️ 0+2 🎵 2 三席  最多音符
  • AIが吐き出す事業戦略をそのままコピって幹部会議に(かけたい)
    1点 ❤️ 0+1 🎵 2  最多音符
    他のコメント(2件)
    良い所:AIのおかげで仕事はずいぶん短縮されました。そのままコピれるほど完成度の高いものが出ますよね。共感します。
    惜しい所:最後のかっこ書きはなくても良いのかもと思いましたが、付しておきたいお気持ちもすごくわかります。
    詠み人知らず
    良い所:企画部門に所属する主体の悩み多き仕事ぶりがユーモラスかつ結構切実に描かれているお歌と読みました。今の日本が舞台だとすれば企業でのAIの活用状況はまだ違いが大きいと思いますが、「(かけたい)」=かけてはいけないということと思われるのでまだ進んでいない会社と思います。「そのままコピって」から主体はそうした経営体質や取り組みの遅さに不満を持っているのでしょう。評者にとってはとても共感性の高いお歌です。
    惜しい所:結句の「(かけたい)」までが一首だとすると歌意を伝えるために音数がオーバーしていますし、破調だとすると説明的になってしまう気がします。主体の気持ちをそのまま表現せず「幹部会議に」と言いさしにして歌意は読者に委ねたり、「そのままコピって幹部会議に(かけたい)」を見直し定型に近づけても面白いかなと思いました。
    四分木橅
  • ピッと鳴りかざして測る体温計デジタルは見ぬ熱も心も
    1点 ❤️ 0+1 🎵 1
    他のコメント(1件)
    良い所:「デジタル」化は暮らしをどんどん便利にしていきますが、数字だけでは表せないものがある、数字にする過程で零れてしまうものがあるという歌意と読みました。日常の中でふとした気づきを得た瞬間を描かれていながら、広義で社会詠として感じられるお歌だなと思いました。
    惜しい所:初句「ピッと鳴り」二句「かざして測る」という動きの描写で三句「体温計」の説明をしているように読みましたが、やや過剰感があるように感じました。このお歌の歌意がアナログな「心」をデジタルでは表せないということならば、上の句の表現をデジタルっぽさに振り切っても面白いかなと思いました。
    四分木橅
    四分木橅さん 良い点、惜しい点、共にコメントを頂きありがとうございます。ご指摘のように、上句の説明臭さを抑えて、主題としたデジタルを詠む言葉選びが必要ですね。もっと、推敲しないと行けませんね。
    ひらつかちどり
  • 音もなく子猫のようにふわり跳ぶ踊り子の背に透明な羽
    1点 ❤️ 0+1 🎵 1  期待の新芽
  • 羽化しそう きみに教わり春コートついに日向でひるがえしてる
    1点 ❤️ 0+1 🎵 1
    他のコメント(1件)
    良い所:もうコートも要らない陽気の時もありますね。
    たろう
  • まだ少し微熱があるね 体温計を外して見てる窓の震えを
    1点 ❤️ 0+1 🎵 0
    どんまい!
  • 君という芽が出ないのは夏の日に掘り進めた穴深すぎたのか
    1点 ❤️ 1 🎵 0  期待の新芽
    他のコメント(1件)
    良い所:君を待っている人は誰なのか、二人の関係はどのようなものなのか、とても気になります。夏の日、というのも良いと思います。
    詠み人知らず
  • 母の手が体温計を渡す朝 仮病を疑い冷気をまとう
    0点 ❤️ 0 🎵 0
    どんまい!
    他のコメント(1件)
    良い所:お母さんの読み手さんの仮病への冷たい視線が感じられます。
    ひらつかちどり
🔑 ログイン / 登録