お題結果:昨日のお題からどれでも
歌会日:2026年02月11日 23時30分
ふたり席へと案内をされてからいたかも知れぬひとりをおもう4点 ❤️ 3+1 🎵 1他のコメント(3件)
良い所:家族か友人かここにいない人のことを考えているところがいいと思いました。その人がもしいたら良かったのにと思う寂しさが伝わってくるようです。もしお子さんとか産まれて来なかった命とか亡くなった人のことだったら凄く悲しい歌だと思います。惜しい所:特にないです。想像の余地がたくさんあって良い歌だと思いました。谷まのん良い所:ふたり席の向かいの席が空いている。それを見て、おそらく深い関係であろう「ひとり」のことを思い出しているところに詩情があり面白いと思いました。案内してくれた店員さんが去れば、よりその「ひとり」の存在が際立ってきます。どこか切なさや静けさが漂っていて、とても惹かれました。惜しい所:強いて言えば、「ひとり」がどのような人物でどういった関係性であるのか、ヒントだけでも構わないので知りたいなという気持ちも少しだけありますね。碧野りふ良い所:一度目に読んだときはちょっとしたホラーに捉えてしまいました。いろいろな読み方ができて面白いと思います。惜しい所:ホラーは私の深読みのしすぎなのですが、恋の歌だとしたらもう少し甘さがあるといいと思いました。苦味は足りていると思います。十条坂- ふたりしか知らない朝とふたりだけ知らない朝を告げるアラーム3点 ❤️ 2+1 🎵 5 次席
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良い所:ふたりきりの時間を知ると知らないでうまく表現していていいなと思いました。惜しい所:朝だけでなく朝と夜などに変化をつけてもおもしろいのではと思いました。三浦なつ良い所:一夜を共にした「ふたり」が「アラーム」を境にして、「ふたりしか知らない朝」=夢うつつの時間が「ふたりだけ知らない朝」=現実の時間へ変わった瞬間をとらえたお歌と読みました。初句二句と三句四句のはっきりとした対比が情景と心情のイメージをすっと立ち上がらせてくれ、読者は二人の関係性を想像しながら自分に置き換えるような感覚が生まれて、巨漢性が高いお歌だと思いました。惜しい所:上に書いた歌意と作歌意図があっていればですが・・。 一読したときに歌意を取るのが難しいと感じました。このお歌の一番の特徴である、リフレインを使った対比の意味を描いている結句の「告げる」がやや分かりにくかったのだろうと思います。「告げる」は音や声との相性の良い動詞ですが、今回の主題が夢から現実へ呼び戻されるという点なら対比や分断のようなイメージがでる動詞にするのも面白いのではないかなと感じました。四分木橅良い所:「ふたりしか知らない朝」があるとして「ふたりだけ知らない朝」もあるだろうという発想が面白い。惜しい所:「ふたりだけ知らない朝」を「ふたり以外の全員が知る朝」と読み替えることを許すとしたら、その具体例が特に思いつかないなと思いました。もし作者の中にその具体例があるのであれば、それを明示しても面白かったかも知れません。また、もし具体例がないのであれば、「ふたりだけ」は少し言い過ぎだった可能性があり、「ふたりとも」程度に表現を抑える必要があったのかなと思いました。春日草鴫惜しい所:「しか」と「だけ」の言葉の違いで真逆の景を表しているのは面白いです。ただ、ふたりだけ知らない状況でアラームが朝を告げる時はアラームは二つ必要だと思います。上句のアラームは一つで良いと言う位置との違和感を覚えました。ひらつかちどり - あたたかささえも凶器になることを耐熱グラスのひびに教わる3点 ❤️ 2+1 🎵 4 次席
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良い所:耐熱グラスにも限界が来たのですね。あなたも限界なのでしょうか、それとも誰かを傷つけてしまう恐れを思っているのでしょうか。共感できてよいと思いました。谷まのん良い所:着眼点が鋭いのと、色々なあたたかさを想像させ一首で終わらない物語性を感じました。仙冬可良い所:あたたかさを特に短歌ではやさしさの表現として扱うことが多く、目から鱗の発見でした。やさしさだけに偏ったものなどないのではないかと思わせる あたたかい うただと思います。海老天ころも良い所:あたたかさえも誰かにとっては凶器で、誰かを壊してしまう。とても良い着眼点だと思いました。惜しい所:強いて言うなら結句の「教わる」は言い切りすぎているかもしれません。「教わる」以外の別の表現も読んで見たいと思いました。小松百合華 - 天秤に動きが見られないように夫婦はどちらとも耐えている3点 ❤️ 2+1 🎵 2 次席
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良い所:均衡を保つために両方が協力し合っているところがよいと思いました。天秤の動きには表れない絶妙な力関係が働いていてそれを耐えていると表現したことがよかったです。谷まのん良い所:微妙なバランス、というものか分からないですが、結局は釣合いがとれているいうことを、天秤に例えたのが良かったです。たろう良い所:天秤を夫婦に例える発想が予想外で納得させられました。幽幻良い所:お互いに耐えている様子を、天秤の均衡で表現しているところが面白いですかばのあくび - 星空が過去の光で溢れてるように嫉妬は遅れて気づく2点 ❤️ 0+2 🎵 7 三席 かなでの庭 最多音符
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良い所:遅れて気づくことを過去の光と表したところがよいと思いました。嫉妬なのにどろどろとしたところがなくロマンチックですね。嫉妬の一つ一つが星空だと思えば嫉妬も浄化されそうです。谷まのん良い所:その場では気付けなかったわだかまりを、星の光にたとえるのが好きだと思いました。星と嫉妬の取り合わせがよいと思います。十条坂良い所:確かに「嫉妬」という感情はリアルタイムでは気づかないもんですね、「星空」のどこまでも広がる無限さと、一個人の「嫉妬」とを並べているのは上手いと思いました。似鳥イワン - 下敷きに推しの切り抜きはさみこみ昭和の子らは恋をしていた2点 ❤️ 1+1 🎵 6 三席 期待の新芽
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良い所:下敷きに切り抜きはさんだよねと共感しました。アイドルに恋するように、好きな子に恋していたのかなと淡い恋心を思いました。本当は好きな子の切り抜きはさみこみたいなんて思うのかもしれません。惜しい所:推しという言葉が昭和と合わないかもと思いました。でもどう表現していいか的確な言葉が見つかりません。谷まのん谷まのんさん コメントありがとうございます。「推し」、私も違和感を覚えつつ、音数あわせで丁度良かったので使ってしまいました。とは言え、昭和の懐かしい思い出を共感頂けて良かったです。ひらつかちどり良い所:懐かしい!初読の感想です。昭和生まれなので、この情景はすっと入ってきました。透明で結構すぐ傷だらけになってしまっていましたが、明星や平凡からだったり、幸運にも新聞折込チラシでついてきたりしたらそれも・・・。昭和世代に響くお歌ながら、今の若い世代に伝わるように新しく生まれた「推し」という単語を採用したことも良いと思いました。惜しい所:このお歌の歌意や情景は「昭和」生まれの読者には刺さりそうですが、若い世代だとピンとこないところも出そうです。その視点でいうと四句の「子ら」が客観的に観察しているイメージに感じました。もし熱量のようなものを出す作歌意図があるならば、主体性のある単語(代名詞とか)にしても面白いかなと感じました。四分木橅四分木橅さん コメントありがとうございます。短歌初心者の身としましては、何を詠うか?毎回悩ましいところですが、一定数の方が昭和のノスタルジーに共感頂けて嬉しい次第です。 「子ら」と言う表現、更なる推敲が必要ですね。ひらつかちどり良い所:僕も昭和の人間なのでよく分かります!!惜しい所:ないです。完璧かも笑。ミルトンミルトンさん コメントありがとうございます。芽吹きの庭で、今回の様に多くの皆様からコメント頂けるとは!昭和のノスタルジー意外に共感頂けて嬉しい限りです。ひらつかちどり良い所:透明な下敷きにはさみこむ推しの切り抜きのことよく分かります。 授業中も下敷きを見ながら夢見がちだったのですよね。惜しい所:最近の学生事情を知らないのですが、下敷きに推しの切り抜きをはさむことのいじらしさが伝わるかなとは思いました。そもそも下敷きを使ってるのか?このキュンとした気持ちは伝わってほしいですが怖いところではあります。水の眠り水の眠りさん コメントありがとうございます。「うたの庭」に投稿される方々に刺さるか否かは、自分の短歌の巧拙とは別に悩ましいところではありますが、今後も自分の直感を信じて投稿、腕試しさせて頂きたいと思います。ひらつかちどり良い所:推し、という現代的な言葉と、昭和という時代設定のギャップ、恋をしていた、という表現がすてきです。惜しい所:「切り抜き」「はさみこみ」という語が説明的なので、比喩などにするとどうなったかなと想像しました。もしりもしりさん コメントありがとうございます。ご指摘の通り、気を許すと散文的な方向へ行ってしまう自分の歌作り、言葉選び、どう言葉をつなげていくか、日々、勉強と思っております。「推し」をご理解頂けて嬉しいです。ひらつかちどり - 筆圧を受け止めている下敷きに昨日なじった母さんを見る2点 ❤️ 1+1 🎵 3 三席
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良い所:子どもが親を「なじった」という表現や「下敷き」を使っていることから、小学校高学年から高校生くらいの思春期にいる主体と読みました。「なじった」ことを悔いている様子は二句「受け止めている」という役割を全うしている姿を評価していることから滲みます。成長に従って、親への反抗ともすれば親に勝ってしまうことがありますが、それを戸惑う主体像も浮かんでくるとても好きなお歌です。惜しい所:「受け止めている下敷き」を「母さん」に重ねている表現として「見る」を使われていますが、やや説明的・直接的に感じました。「下敷き」の役割とか責任を「母さん」とを重ねていることはかなり伝わるので、現在の「母さん」を描いたり動詞をやめてしまっても面白いかなと思いました。四分木橅 - ミルフィーユみたいにつのる嫉妬心ハイカロリーの転職をする2点 ❤️ 1+1 🎵 2 三席
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良い所:嫉妬心を層が重なるミルフィーユに例えたところがよいと思いました。相手を追い越そうとこれまでよりエネルギーのいる転職をされたのでしょうか。惜しい所:嫉妬心を糧に転職をすることがよく分かっていいのですが、成功したと捉えていいのか、ちょっと分かりにくいかもと思いました。谷まのん転職のカロリーのことだけでしたね。確かにその後のことも知りたいかもです。 ありがとうございます。今後の課題にします。水の眠り良い所:上の句、下の句ともにいい表現だと思いました。嫉妬心は同僚に対する思いとして受け取りました。惜しい所:上の句、下の句ともにいい表現で好きなのですが、強いて言うならミルフィーユとハイカロリーがつきすぎできるのではないかと思いました。しかしこの歌は十分完成されているので惜しいと断言出来る部分はありません。小松百合華小松さん、ありがとうございます。 つきすぎ、悩ましいところです。付かず離れずが難しいです。もっと勉強します。水の眠り良い所:ミルフィーユとハイカロリーの呼応がおもしろく、好きです。惜しい所:好きな歌なので、指摘が難しいです。もしりもしりさん、ありがとうございます。 励みにして精進いたします。水の眠り - 下敷きで扇ぐキミから甘い風 特等席での夏の想い出2点 ❤️ 1+1 🎵 1 三席 期待の新芽
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良い所:甘い風というのがいいなと思いました。その風は、青春の時しか浴びることができないのでしょう竹田はるコメントありがとうございます とても励みになりましたかばのあくび良い所:甘酸っぱい、夏の授業なんですねぇ~。惜しい所:夏で暑いから仰ぐ、意味の重複をどうするか。特等席と甘い風、こちらも意味が被るような。じゃあ、どうしたら良いと具体的に言えず済みません。ひらつかちどりコメントありがとうございます ご指摘を受けて更に推敲してみようと思いますかばのあくび - 蝉の声ぬるい空気を下敷きでばさばさ扇ぐばあちゃんの部屋1点 ❤️ 0+1 🎵 3
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良い所:それぞれの単語が絶妙にノスタルジックを醸し出していますね。特に下敷きを扇ぐという動作に目をつけたところが凄いです。夏のときの気怠さのようなものを上手に表現されていて良いなと思いました。碧野りふ良い所:おばあちゃんの部屋に行って下敷きを取り出してあおいでいる風景が浮かびました。ぬるい空気が夏の気だるさを表現していていいなと思いました。三浦なつ良い所:下敷きというお題を、巧みに家族詠に昇華させている素敵な作品でした。惜しい所:強いて言えばですが冬本番の今読むと季節感が矛盾するところでしょうか。幽幻 - 遠距離の運転耐えた家族旅行妻との距離は少し近づく1点 ❤️ 1 🎵 3
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良い所:「家族旅行」に出かけた主体がひとりで長距離運転をこなして自宅に無事戻ってきた・・というわたしも何度も経験した共感性のあるお歌でした。惜しい所:一読したときやや読みづらい印象がありました。音読してみると韻律やリズムは気になることはなかったのですが、意味がすっと入ってこない感覚です。これは漢字の多さからくる情報量が多さなのかもと思いました。上の句の熟語が「遠距離」「運転」「家族旅行」と3つ入っているのでやや混んでいる感じです。このお歌での主題が下の句だとすると、例えば「家族旅行」は多少情景を変えて別の言葉に置き換えてすっきりさせても面白いかなと思いました。四分木橅良い所:遠距離の運転は楽しいこともあり、イライラすることもあるでしょう。家族旅行なので夫婦だけでなくお子さんもいるとなると二人でこの旅を乗り越えたのですね。夫婦の距離が近づくことの具体として取り上げられたのはよく伝わってきました。惜しい所:特にありません。 長距離運転の時にこのお歌を思い出すでしょう。水の眠り - 絡まった悩みが溶ける下敷きがぷわぷわ鳴けば夕陽がきれい1点 ❤️ 1 🎵 3
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良い所:下敷きをしならせるところをぷわぷわと表現したところがいいなと思いました。絡まった悩みを日記にでも書いて下敷きに写ったのでしょうか。午後のアンニュイな感じが出ていていいと思いました。惜しい所:夕日がきれいというところが少し唐突かなと思ったのですが、時刻も分かるし、悩みが吹き飛ぶほど夕日のきれいさに圧倒されたのかと思うとこれ以外の表現は見つからないかもと思いました。谷まのん良い所:下敷き、ぷわぷわさせてたなあと思い出しました。悩みが溶けそうな感じがたしかにします。最後にの夕陽も溶け出すようでいいなと思いました。惜しい所:特にないです。三浦なつ良い所:「悩みが解消されて下敷きをたわませながら見る夕陽がきれいだ」と読みました。悩みがあるときはあまり下敷きを「ぷわぷわ」させなさそうだし、下敷きの「ぷわぷわ」という音が虫の鳴き声みたいで、秋の夕暮れという趣だったのかなと思いました。確かに心が晴れている時に見た方が夕陽をきれいだと感じるだろうなと思いました。惜しい所:私の読みがあっていると仮定した場合、今のままだと「悩みが溶ける下敷き(悩みを溶かす下敷き)」とも読めるため、「溶けて」とするか「溶ける」の後にスペースをひとつ入れるなどしても良かったのかなと思いました。春日草鴫 - 水底で贈り合う石は友情の証でふたりを溺れさせたね1点 ❤️ 0+1 🎵 2
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良い所:読んだときの空気感がとても静かで美しいと感じました。詠み人知らず良い所:主体は、友情のためにとった行動が思わぬ方向に転がっていった過去を回想しているのかなと思いました。独特の世界観を感じて気になりました。惜しい所:なんとなく、水中で目を開ける訓練としてのプールの底のおはじきを拾うという授業の課題で、うまく目を開けられない子のために水底でおはじきを手渡してあげるという場面をイメージしたのですが、その場合、「贈り合う」とはならないから、ほな違うかとなりました。全体が比喩表現になっているのだろうなと思うのですが、比喩の場面もイメージできる方が良いのかなと思いましたが、私の読みが浅くてイメージできていないだけかも知れません。春日草鴫 - 下敷きで髪の毛こするいまはもうハゲているのでできないけどね1点 ❤️ 0+1 🎵 2
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良い所:髪の毛こすって上にあげるのやってたなあと思い出しました。下の句で笑ってしまいました。惜しい所:とくにないですが、ハゲという言葉が強いのでもう少しひかえめな言葉にしてもいいかもと思いました。三浦なつ惜しい所:ひとりだと思ったらふたりいたのでマイナス方向に驚いてしまったというか、主体がひとりで髪の毛をこすっているんだと思ったら今はもうできないときたので「ん?じゃあ最初のこれはなに?」と こするという行為について言ってるんだとすればこの書き方では不十分かもとおもいました海老天ころも - 僕のこと嫌いなのかなそれともな下敷き撓む国語の時間1点 ❤️ 0+1 🎵 1
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良い所:下の句、ぼぉーっと考えながらしているのがよく分かって良かったです。惜しい所:それとも、ではなく、それともな、になっているのが、字数合わせのようで気になりました。ミルトンミルトンさん、コメントありがとうございます。 それともな、の、な。 ずばり、字数合わせでした。 やはり、読んでくださる方にも見抜かれるんですね。 気をつけたいと思います。月見だいふく良い所:なんか、好かれてるのか嫌われてるのか悩む主体の姿が想像できて好きです。惜しい所:「撓む」は平仮名にするか、フリガナを付けた方がいいかなと思いました。藤瀬こうたろー藤瀬こうたろーさん、コメントありがとうございます。 そういえば、「撓む」、自分でも読めないし書けないです。 もうちょっと読む方の視点に立って歌を詠まなければ、と反省しました。月見だいふく

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