お題結果:昨日のお題からどれでも

歌会日:2026年02月04日 23時30分

  • 感情のすべてを見てきたこの部屋のまぶたを持たぬぬいぐるみたち
    7点 ❤️ 6+1 🎵 4 2日連続
    他のコメント(6件)
    良い所:四句の残酷さで、「感情のすべて」があまりよくないだろうことを想像させます。余談になるかもですが、ここでは横書きなので「ぬぬ」がぬいぐるみの開きっぱなしの目のようです。
    惜しい所:とくにないです。
    白雨冬子
    良い所:まぶたを閉じたくても閉じられないぬいぐるみの悲哀に気づかされました。ただこの視線を持ち合わせている主体はきっと優しいのだろうと思います。素敵です。
    惜しい所:必須なのでひねりだしますが、、、というレベルの些末なことですが、「持たぬぬいぐるみ」のぬの連続がすこーし気になります。とは言え「持たない」だと8音になりますし、「持たぬ」で一旦切れるのでそこまで読みにくいわけでもないです。
    雪風みなと
    良い所:日々の感情をぬいぐるみに見られてたという視点が面白いです
    惜しい所:感情を見るのと、まぶたの関係性が私にはよくわかりませんでした
    かばのあくび
    良い所:ぬいぐるみたちはすべて知っているようで、まぶたを持たないという寂しい歌にも読める一方、見守ってくれていたんだというどこか温かい気持ちにもなる歌だと感じました
    惜しい所:あえて「すべてを見てきた」という言い方をしていると思うので特に指摘する必要もないのですが、「ぜんぶ見てきた」という言い方のほうが収まりはいいのではと思いました
    ひのきあさみ
    良い所:瞼も閉じず、言葉も発しないぬいぐるみ、部屋の中で繰り広げらていた光景をどのように思っていたのか、余韻の残る歌ですよね。
    惜しい所:「感情の全てを見てきた」がやや抽象的かと。恐らくは、嬉しいよりも、悲しい感情を指しているとは思います。
    ひらつかちどり
    良い所:一枚の写真をみて思い出す。ここではぬいぐるみたち。まぶたを持たぬ がつよい表現でステキです。よい事、わるい事、ぜんぶ見てくれていた。そうおもえるから一瞬ではなく、すべてを思い出せる。無敵のお部屋でうらやましいです
    惜しい所:惜しい所は見つけられません。ムズカシイ
    ぱりん
  • この部屋で愛はときどき揺らぐけど電波時計はいつでも確か
    3点 ❤️ 2+1 🎵 9 次席  最多音符
    他のコメント(7件)
    良い所:不確かな愛と正確な電波時計の対比が鮮やかでした。勝手ながら、時間を気にしてそそくさと部屋を出ていく異性、のような景が浮かびます。
    惜しい所:前半を「揺らぐ」でなく「ずれる」「止まる」「すれ違う」などでまとめると、より電波時計との対比がいきる気がします。
    雪風みなと
    良い所:さまざまな解釈が出来る歌だと思いました。最初は同棲中のすれ違いかと考えましたが、時差があるほどの遠距離恋愛をしていて、揺らぐ気持ちを電波時計で確かめてしまう、という見方もあります。どちらにせよ素敵な歌でした
    惜しい所:これを惜しいところと言うのも違う気がしますが、どんな情景を浮かべて詠んだ歌なのか気になりました
    ひのきあさみ
    良い所:不確かな愛のゆらぎに対して、何を対比とするか?デジタルで硬質なイメージの電波時計が愛の揺らぎを引き立てていると思います。
    惜しい所:結句をもっとシャープな言葉がありそうな気がします。この愛の結末は、ハッピーエンドそれともバッドエンドどちらなのでしょうか。
    ひらつかちどり
    良い所:電波時計の説得力に惹かれました。『いつでも確か』に動いているから、愛は時々揺らいだとしても、部屋戻ってくるのかしらと想像します。
    惜しい所:お題【部屋】という制約がなければ、『この部屋で』を別の描写に変えてさらに短歌の世界観が深めていく手立てはあったのではないかと思いました。
    あをい
    良い所:揺れると電波時計の対比が鮮やか。
    惜しい所:この部屋「で」だと少し他人事感がある気がします。「の」の方が主体に近いのではないでしょうか。
    でち
    良い所:ときどき揺らぐ愛といつでも確かな電波時計の対比が効いていると思いました。この部屋でどんな関係のふたりでいようと電波時計は正しく進む。読後はすこしの寂しさを感じました。
    惜しい所:私なら、という視点ではありますが、「いつでも確か」を、自分が詠むとしたら余韻を出すために「いつも確かで」にしたいかなと思いました。言いきらない方が余韻が残るのではと思います。しかし、この歌はこのままで十分完成していると思います。
    小松百合華
    良い所:体感の時間が伸び縮みするように、関係としての愛は相対的に揺らぐ。けれど確かな時間が下支えて、天秤はおさまるところに落ち着く。それこそ主体のなかにある核心で。そこからうまれる安定。読んで素直に好いなとおもう関係でした
    惜しい所:惜しい所は見つけられませんでした
    ぱりん
  • 子を持てぬ国は如月もう鬼の役をやれないひとばかりいる
    3点 ❤️ 2+1 🎵 5 次席
    他のコメント(2件)
    良い所:うたの庭では社会詠はなかなか詠まれない歌ではないでしょうか。鬼の役をやれない、これは今の大人、政治家、まさに失われた時代を作ってしまった人々への痛烈なアイロニーと感じました。
    ひらつかちどり
    良い所:いや、ほんとそうだと思いました。私は鬼の役を卒業する勢いですが…
    藤瀬こうたろー
  • 退去日の部屋に残った画鋲の穴ぜんぶ星座に見えてしまった
    2点 ❤️ 1+1 🎵 8 三席
    他のコメント(5件)
    良い所:見えるー!と共感しました。ただ、全部星座に見えたとなると、それなりの大きさでそれなりの量の穴が開いていることが予想されます。修繕費を取られ過ぎませんように。。。 いろんな想像が広がる楽しいお歌でした。
    雪風みなと
    良い所:画鋲の跡を星座に例えた点がおもしろいです
    惜しい所:星座から心情まで踏み込めたら、もっと良くなると思いました
    かばのあくび
    良い所:ちょうどいい感じで穴があいていたのでしょうね
    たろう
    良い所:この部屋で過ごした日々を星座にするようで、ノスタルジックかつロマンチックで素敵だと思いました。
    もしり
    良い所:画鋲の穴が星座に見えるという視点がすてきだと思いました。
    十条坂
  • 少し手を伸ばせば届く距離なのに遠近法が効いている部屋
    2点 ❤️ 1+1 🎵 7 三席
    他のコメント(1件)
    良い所:「遠近法が効いている」がとても良い表現ですね。
    惜しい所:届かない対象が具体的でしょうもない方が句のパースが際立つように思いました。
    でち
  • 先輩の変な部屋着の胸もとの変なうさぎが恋しい月夜
    2点 ❤️ 1+1 🎵 6 三席
    他のコメント(3件)
    良い所:恋しさの対象が「先輩」ではなく「変なうさぎ」に置かれることで感情が迂回し、かえって切実さが増しているのが良いと思いました。
    惜しい所:無いです。強いて言うなら、結句末の「月夜」は月のうさぎを思わせ、うさぎ要素が若干くどいかも。でも連想の網が上手に張り巡らされているからこそ、なので、これはこれで良いのだと思います。
    ハウルの動く黒子
    丁寧に読んでいただいて嬉しいです。「変」の繰り返しもあるのでくどさが増しているかもしれないと思いました🤔どちらかを抑えてみるのもありだったかもしれません!ありがとうございます!
    雪風みなと
    良い所:「変なうさぎ」がいいですね。よっぽど印象的だったってことがよく分かります!
    惜しい所:あえて言うなら、主体と「先輩」とどういう関係なのかが分かるような一語があれば良かったです。
    藤瀬こうたろー
    コメントありがとうございます。確かに、関係性を絞るか絞らないか迷いました!が、技量不足もありこれ以上深められず、、、。関係性分かるバージョンも考えてみようと思います!
    雪風みなと
    良い所:ユーモアがあって良い短歌だと思いました!
    惜しい所:変が2回出てきている所が少し気になります。
    ただの2
    ユーモアがあると言われるの、好きです。笑 ありがとうございます。 2回出す必要性があるか、くどくならないか、もっとその辺の塩梅を見極められるよう精進します!
    雪風みなと
  • 介護用電動ベッドは引き取られ そこだけ青い足跡のい草
    2点 ❤️ 1+1 🎵 5 三席
    他のコメント(4件)
    良い所:畳の痕に時間を感じます。
    惜しい所:わかりませんが、なにを言いたいのかが、絞れてなくて、こういう形になっているのかなと思いました。
    白雨冬子
    白石さん コメントありがとうございます。はい、畳の色は、7年の介護でした。説明しすぎず、伝わる歌作りですよね。
    ひらつかちどり
    良い所:淡々としている描写から、心の整理がついていないのではないかと想像します。和室に導入された介護用電動ベッドに始めは違和感を覚えたはずなのに、引き取られて和室らしい部屋になった途端ガランとしてしまう。その喪失感を、勝手に追体験しました。
    惜しい所:個人的な意見ですが、七七を、もっとい草の描写をしてもいいのではないかと思いました。『足跡』のところを別の言葉に置き換えたら、ベッドもベッドを使っていた人もいなくなくなった喪失感や現実を受け止めきれない心境に説得力が出る気がします。
    あをい
    あをいさん コメントありがとうございます。私の言わんとするところ汲み取って頂き嬉しいです。葬儀場の安置室に母がいる間に、レンタル業者に電動ベッドを引き取って頂いた経験を詠みました。「足跡」の工夫、必要ですね。
    ひらつかちどり
    良い所:介護を終えた人の歌ですね。電動ベッドが置いてあった畳の部分だけ青くて、介護がどれほど長かったのかを説明なしに表現されています。畳ではなくい草としたところも、青いい草の匂いが香ってくるようでとてもいい選択だと思いました。
    惜しい所:強いて言うならスペースはいらないかもしれません。
    小松百合華
    小松さん コメントありがとうございます。い草としたところもお褒め頂けて!ありがとうございます。一字あけ、意識的に使ったり使わなかったりしていますが、最近、多用気味なので注意したいと思います。
    ひらつかちどり
    良い所:実景なのではないかと思わせる説得力がある作りが好みでした。
    惜しい所:結句の字余りが気になりました。
    幽幻
    幽幻さん コメントありがとうございます。仰る通り、実体験の短歌です。ご指摘の字余り、気を付けます。
    ひらつかちどり
  • 陽だまりに掬いとられて湯豆腐のようにでろんと眠る白猫
    2点 ❤️ 1+1 🎵 4 三席
    他のコメント(3件)
    良い所:「湯豆腐のようにでろん」が視覚・触覚・温度を一気に呼び込む絶妙な表現だと思いました。
    ハウルの動く黒子
    良い所:でろんと眠るという所が良いですね〜 景が想像できます!
    ただの2
    良い所:でろんと、という表現が面白くて好きです。
    十条坂
  • ひよこ豆とうずら卵の入ってるカレーに何か期待している
    2点 ❤️ 1+1 🎵 1 三席
    他のコメント(2件)
    良い所:共感します。あんまり食べたことないカレーになぜか抱いてしまう期待。みんな思ったことあるけど誰もわざわざ言ってそうにないことを見つけていてよかったです。
    白雨冬子
    良い所:命のエネルギーを宿す豆と卵に何かを期待する、という視点がかわいらしく、にやりとする歌でした。
    もしり
  • 搬出を済ませて部屋の隅々に一足早い春風を呼ぶ
    1点 ❤️ 0+1 🎵 6 かなでの庭
    他のコメント(2件)
    良い所:新しい門出、引っ越しが完了した部屋には、希望の風が吹いてくるんでしょうね。元気をもらえる歌だと思います。
    惜しい所:「済ませて」は「済ませた」あるいは「済ませ」とされた方が春風を呼ぶの流れに自然なように感じられます。
    ひらつかちどり
    良い所:引っ越しの多い季節をうまく表した短歌だと思います。
    惜しい所:3句が個人的に、文字数と勘案してやや損してる気がしました。部屋に、でも通じはするので、5音の価値を他に使えば更に素敵な短歌になった気もします。
    幽幻
  • 驚いた顔が見たくて飲み会を枝豆までで帰って来たよ
    1点 ❤️ 1 🎵 5
    他のコメント(3件)
    良い所:これは待ってる人も驚くし、「じゃ、帰ります!」って枝豆で帰る人は勇者だと思います。一つ一つの語句は違和感ないのに、繋がったら勇者が現れる不思議。ありそうでなさそうなところが面白いと思いました。
    仙冬可
    良い所:たしかに驚きますね!
    たろう
    良い所:幸せそうな関係が浮かぶ心温まる作品でした。
    幽幻
  • スーパーで南南東を向いてみた今もたしかに自転する俺
    1点 ❤️ 0+1 🎵 4
    他のコメント(1件)
    惜しい所:向いているの方が自然かと思いました
    ただの2
  • コタツならボクと一日いましたよ 怠惰なマクラも一緒でしたよ
    1点 ❤️ 0+1 🎵 4
    他のコメント(1件)
    良い所:普通に答えてるようでシュールな場面ですよね、これ。コタツはアリバイを証言されて……いるのか?そもそもコタツは何の事件の容疑をかけられているんでしょう。同時にボクのアリバイも成立するのですが、マクラあたりが「覚えてないですね~」とかすっとぼけて裏切りそうな気がします。
    惜しい所:この歌になにか足したり引いたりするところが想像できないくらい、飄々とした味わいが好きです。
    仙冬可
  • 恋愛に怠惰な僕がガラス越しふと目が合った君が居て、春
    1点 ❤️ 0+1 🎵 2
    他のコメント(2件)
    惜しい所:ふと君が居て、春という終わりの方が自然かなと思います
    ただの2
    良い所:物語の展開から、春での終わり方が合っていて雰囲気が素敵でした。
    惜しい所:情報量が多い気がしました。 僕が、目が、君が、の「が」の連続が私は損をしていると思いました。
    幽幻
  • 人里に下りてみたらば楽しくて鬼は幸せ鏡見るまで
    1点 ❤️ 0+1 🎵 2
  • コタツから一歩も出ずに半日を過ごす準備に一夜費やす
    1点 ❤️ 0+1 🎵 1
  • 少しずつ春に近づく豆粒のような勇気が大地に芽生え
    1点 ❤️ 0+1 🎵 1
  • 春先の母の庭には節分草母の不在を知らないままに
    1点 ❤️ 1 🎵 1
    他のコメント(1件)
    良い所:お母様はすでに亡くなっているのですね。 切なくていい歌だと思います。
    ミルトン
  • ひきこもる部屋には豆を撒かないでゲームしているうちの長男
    1点 ❤️ 0+1 🎵 0
    どんまい!
    他のコメント(1件)
    惜しい所:全体が説明になってしまっている感じがありました。 「ひきこもる」の単語自体が説明的ではあるのでそれは致し方ないですが、この単語を使う場合は他で説明感を挽回する必要が強くなる気がしています。
    幽幻
  • 恵方巻きいわしも食べぬ戌啼いて南南東に尻尾はみ出す
    1点 ❤️ 0+1 🎵 0
    どんまい!
    他のコメント(1件)
    惜しい所:「も」でよかったのでしょうか。「を」ならどうなったでしょうか。
    ミルトン
  • そもそもの忌まれる事件の犯人に気付く赤鬼されど手紙は
    1点 ❤️ 0+1 🎵 0
    どんまい!
    他のコメント(2件)
    惜しい所:全体的に少し難しい歌でした。もう少しわかりやすくできるような気がしました。
    ミルトン
    惜しい所:されど手紙はの結句がそこまでとどう繋がるのか読み解けませんでした。
    幽幻
  • 成長にあわせて作る部屋の中ぼくだけずっと幼いままで
    0点 ❤️ 0 🎵 2
  • 一昨年の受賞を後生大事にし すず鬼《き》のラーメンはまだ食べてない
    0点 ❤️ 0 🎵 0
    どんまい!
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