お題結果:昨日のお題からどれでも

歌会日:2026年02月27日 23時30分

  • 夕暮れと夜のあわいにひとりいる仕事を辞めた四月のある日
    4点 ❤️ 3+1 🎵 1
    他のコメント(4件)
    良い所:「夕暮れと夜のあわい」が時間帯と人生の過渡期との二重に比喩になっているのがかっこいいですね
    ハウルの動く黒子
    良い所:ふと空の茜と宵が交錯するのを目の当たりにし、住み慣れた街の知らぬ顔に新鮮さを覚えるとともに、朝早くから夜遅くまで仕事をしていたからこそ気付かなかった……といったような風景を想像してしまいますね。素敵です。
    惜しい所:「四月のある日」もふとした日常感があって良いと思うのですが、「仕事を辞めた」という背景なので「四月一日」として仕事を辞めてすぐ気付いたような、はたまた「四月末日」として、最後の仕事をやり切った帰路の最中に空を見たような。そんな風にしても良いのかなと思いました。
    ゑゑヰあゝ
    良い所:私も何度か転職をしております。若いころ、最初に仕事を辞めた時のことが思い起こされます。新年度が始まる四月、読み手の方には新しい仕事は既に見つかっているのでしょうか?
    ひらつかちどり
    良い所:四月は入学や入社といった人々が活発に動く、始まりのイメージがあります。その四月に仕事を辞めた、まるで自分だけが非日常へと取り残されたような孤独を表現されていて、とても良いなと思いました。
    碧野りふ
  • 辛きこともそれなりにあり母さんは気づかぬふりがとても上手だ
    2点 ❤️ 1+1 🎵 3 次席  最多音符
    他のコメント(3件)
    良い所:母さんの愛情を直接言わないで、「上手だ」ということば一つで透かし見せる技術のなんとたくみなことか!
    ハウルの動く黒子
    良い所:胸にくる一首ですね。母の辛いことや気づかぬふりをしていることに気付いてあげているところに、思いの深さが感じられます。
    碧野りふ
    良い所:主体から見て「母さん」にとって辛いことがあったはずなのに、それにまるで気づいていないかのように、あるいは子供である主体に気づかせまいとするかのように振る舞ってくれていたなということを回想するように語っているのかなと思いました。「母さん」の辛さや気丈な振る舞いに気づいている主体の眼差しが感じられて、いいなと思いました。
    惜しい所:私は良い所で書いたように読んだのですが、一方で「主体にとって辛いことがあったけれど、母親はそれに気づかないふりをしていた(あるいはしてくれていた)」とも読めるのかなと思いました。こちらの読みも良いなと思える分、読みに迷いというか、主体の気持ちがくみ取りきれない不安定さのようなものが感じられてしまうように思いました。含みのある表現が良い結果をもたらすこともあるかと思いますが、この歌の場合は含みを排して主体の気持ち、あるいは立場を明確にした方が良かったのかなと思いました。
    春日草鴫
  • 沈黙が答えとなったふたりしか知らない日々を揺らすブランコ
    2点 ❤️ 0+2 🎵 3 次席  最多音符
    他のコメント(2件)
    良い所:沈黙が答えというのがとても切なく、美しい情景に感じました。ブランコが揺れているのも好きです。
    詠み人知らず
    良い所:誰も乗っていないブランコの暗示がいいと思いました。
    たろう
  • 沈黙をつらぬいている神様が話し出したら長いだろうな
    2点 ❤️ 1+1 🎵 2 次席
    他のコメント(2件)
    良い所:神の沈黙という壮大なテーマを「長いだろうな」の話しことばでのほほんと受ける落差が、笑いと哲学的深みを同時に生んでいる感じがします
    ハウルの動く黒子
    良い所:とてもおもしろい歌だなと思いました。今は神様は沈黙をつらぬいてる状態なのですね。話はじめたら何を私たち人間に話すのか想像が広がります
    竹田はる
  • 映画館の沈黙がすきエンドロール誰も立たない数分がある
    2点 ❤️ 1+1 🎵 1 次席
    他のコメント(2件)
    良い所:終わり際、映画の重厚な余韻に浸りながらシアター内が明るくなるのを待つようなあの時間。私も好きです。
    ゑゑヰあゝ
    良い所:このシチュエーション、ありますね。共感します。
    たろう
  • 沈黙は沈丁花の連れてきて言葉を継がぬ夜道の二人
    2点 ❤️ 1+1 🎵 1 次席
    他のコメント(1件)
    良い所:静かな夜道に沈丁花の香る情景が浮かびました。二人の関係も細やかに描写されていて、内容の充実した歌だと思いました。
    惜しい所:敢えてあげるなら、沈丁花以外の花でも良かったのかもと感じました。沈の文字が一つの方がすっきりした印象になるかなと、あくまでも私の好みです。
    詠み人知らず
    詠み人知らずさん コメントありがとうございます。ご指摘の通り、「沈」が重なる懸念、私も思いました。ただ、やはり、この時期、沈丁花は想起される花なので、その言葉を選びました。丁寧に歌を読んで頂き感謝です。
    ひらつかちどり
  • 見渡せる羊の数を数えきつたその喜びで眠れなくなる
    2点 ❤️ 1+1 🎵 0 次席
    他のコメント(2件)
    良い所:「羊を数えて眠る」という定型の予測から、「数えきった喜びで眠れなくなる」という誰も予想しない着地へ… なんとあざやかなてぎわ!
    ハウルの動く黒子
    ハウルの動く黒子さん 評をいただき、ありがとうございました。励みになります。
    たろう
    良い所:どれほどの羊を数えたのでしょうか。羊も主体もかわいくて、微笑ましい一首です。
    竹田はる
    竹田はる さん 評をいただき、ありがとうございました。励みになります。
    たろう
  • 玄関のすやすやとしている猫がセンサーライトのように目覚める
    1点 ❤️ 0+1 🎵 1 三席
    他のコメント(1件)
    良い所:猫は飼い主の帰宅を感知する能力が高く、ドアを開ける前に玄関で待ち構えていたりするので、「センサーライトのように」という喩えが猫の鋭さをうまく表していて、いいなと思いました。
    惜しい所:「すやすやとしている」が現在の猫の姿のようなので、「目覚める」は主体が予測した未来というふうに読みました。そのため、思い浮かべた猫の姿は「まだ目を閉じている状態の猫」となってしまった気がします。「センサーライトのように」という喩えの鋭さを生かすには、「ぱっと目を開け、頭を上げて、耳を立てた瞬間の猫」を現在の姿として読む側に思い浮かべさせたいところではないかなと思いました。そうするには「すやすやとしていた」とした方が良かったのかなと思いました。
    春日草鴫
  • 沈黙をじわじわと嬲るモスキートーン 顔を顰めれば上司が怒る
    1点 ❤️ 0+1 🎵 0 三席  期待の新芽
    どんまい!
    他のコメント(1件)
    良い所:上司にはモスキートーン、聞こえませんよね。沈黙はモスキートーンのように聞こえる比喩が面白いです。
    惜しい所:字余りが、リズムを悪くしているように思いました。
    ひらつかちどり
  • さっきまで死んでいたような目覚めだ おなかが空いて、手足は透けて、
    0点 ❤️ 0 🎵 1
  • 灰色の目覚めに揺らぐ鉄不足 すわ卓上のままどおる食べ
    0点 ❤️ 0 🎵 0
    どんまい!
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