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手が触れる熱帯夜の街たまらなく右の小指が示す黒髪
いのうそうた
2026-03-29
忘れたと笑ってふたりで濡れたくてカバンの中の傘の背徳
あいはら琴葉
2026-03-29
抱つこしてほしい腕にも見えてきて旅館の帯をゆるりと締める
らま
2026-03-29
ひからびた木箱に入った臍帯は母のつもりで私を呼んでる
ひらつかちどり
2026-03-29
帯を変え新刊の顔して並んでる本の気持ちの転職初日
雪原あおい
2026-03-29
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