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硯箱ことりと開けて墨の香のほのかににほふ月降る窓べ
聴雨
2026-06-10
六月の湿気に声をはばまれてはち切れそうにあじさいが咲く
白雨冬子
2026-06-10
泳いでるみたいに湿気 魚にはなれないままの木曜を行く
十付
2026-06-10
選ばなかった未来を思うそのあとで歩んできた道を振り返る
佐竹紫円
2026-06-10
雨あがり 透けた湿気が充ちていてポニーテールが泳いでいった
梓乃
2026-06-10
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